電気代の節約の盲点、それはウオッシュレットだ。
人間は1日中、トイレに入っている訳ではない。会社で使用する時間帯は午前9時〜11時 午後1時〜4時ぐらいに集中する。
この時間帯は逆にいえば、自宅ではウオッシュレットはなんの意味も無く、脱臭、暖房便座で無駄な電気を費やしていることになる。
したがって、このむだな電気は10年で合計すると楽に10万円は費やすことになる。そもそも、電力会社では電気代をいかにして減らすか?などという、テーマにはまったく、乗ってこず、教えることはない。
それは当然といえば、当然だ。
なぜなら、そんなことをご親切に言えば、電力会社の売り上げ減となるからだ。
余談ではあるが、ここで、私の「うっぷんばらし」、をしておきたい。
私は20年前に、自店の隣の小さな家具屋を買ったのであるが、なんの疑問もなく、そのままの状態のお隣の電気の配電盤を昨年まで使用していた。ところが、”あること”をきっかけに大変な無駄をしていたことにきずいた。
その、”あること”とはジュースや缶コーヒの粗利益に対する自動販売機の電気代との実比較実験のことである。長くなるので、ここでは割愛させていただく。
さて、その大変な無駄とは配電盤が2つあることによって、基本料金その他が毎月7700円余分に電気代がwってくることに気ずいたのである。
ここで計算していただきたい。
7700円x12ヶ月x19年間=1755、600円
なんと、知らぬ間に、厖大な金額を無駄に支払っていたのである。
電力会社は公共な企業体だから、きっと教えてくれるだろうなどと、期待してはいけない。
自分で気ずくまで、19年間も黙っていたのだから!。
A(アンペア)も75Aでよいところを150Aのままだったので、それも削減した。(なんの支障もない、いままでとまったく同じ使用状態である)
自販機の無駄が9000円/月 アンペアの無駄が5000円 合計21、700円/月も無駄な経費を削減したのである。
1年間では260、400円 10年間では2604,000円の無駄である。
このように、自ら調べなければ、一切、お客には知らせないというのが、残念ながら,
ネクタイ組の共通パターンであることは、実際の経費削減努力のなかで、実感したことなのである。
5年ほど前に、「聞かれなかったから、教えられなかった。」と国会で厚生省の事務次官が答弁していましたが、私としては、よくも、悪くも、大変日本人らしい、と感心したのであります。
自ら努力して、徹底して、調べることなしには、”1円の経費でさえ、削減などできやしない”
ということが、判明したと思います。