病院の駐車場で、グレーチングの側溝ふたが車に当たり、人が騒いでいた。事務長が右往左往している。
何枚もの特注幅広のアングル付のグレーチングふたが側溝に落ちている。よく見ると、コンクリート製の側溝の耳受けがほとんど平たい部分がなくなり、半円形になるほど、欠けている。これではいくら特注の幅広アングルでも、落ちるのも、無理はないと思った。その事務長が、私に言うには、”特注の幅広の耳なので、あんな事故がおきるとは思わなかった。これでは、時間がかかっても、コンクートの側溝をすべて、そっくり取り替えるしか、方法が無いかも。”という。
幅広耳の特注品を私に発注したのは彼だが、現場を仔細に調べもせずに、言われるがままに、納品してしまったのは私の責任だ。
屋外の側溝グレーチングの場合は、やはり現場出張費をいただくことになったとしても、しろうと任せにせず、現場馴れしたプロが現場を確認しなければいけないな、、。と改めて反省した。
返品しようにも特注品なので、メーカーは受け取らない、という。それに悪いことには、枚数が多くて、重いので、返品送料が、ばかにならないのだ。
なんとか返品せずにそのまま納品できないものか、、?この後、何日もかかって、考え出したのが、以下の商品だ。
すっかり、欠けたコンクリ耳受けをふたたび、再生可能にしたのが、この画期的なグレーチサポート工法だ。ある意味、このような小事件のおかげでもある。
なお、両端の木片はグレーチングを支える目的で、事務長が設置したらしい。
だが、車のタイヤが側溝を斜めに渡れば、かえって反動で、グレーチングの大量「トビはね」をもたらすことが分かった。
以下グレーチサポ セットの拡大写真
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