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  • 2022.10.14 Friday
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チャマゴン楽走会に参加して、20年経過!。

 20年前福井県勝山市の弁天堤では春いちばんの風が吹き、桜の花吹雪が宙に舞いあがっていた。
その花吹雪の中で、反対方向から、走ってきた人がいた。、その人たちとはAさん、Yさん、Tさんだった。
自分は若気の至りで、20才のころ、吸始めた、タバコをなんとかやめたくて、弁天桜を見ながら、毎日1人ぼっちでジョギングしていたころの話である。
その出会った3人の中の二人とは1人は同級生のYさん、1人はいとこのTさんだった。
二人とも、チャマゴン楽走会に参加しないか?とお誘いしてくれた。
一人ならいざ知らず、二人もお誘いしてくれたのだから、と私は参加することに決めたのだった。
今年のチャマゴン楽走会の総会の中で、「今年で20年経過しました、、。」と会長があいさつした。
それから、はや、20年もチャマゴン楽走会で経過したのか?。自分の心のなかでは、せいぜい3,4年経過したかな?、というぐらいの感覚しか持てない。そうした気持ちのなかで、いかに自分は人間を長くやってきたのか?と現実を振り返らざるを得なかった。
20年前の話だが、ヘビースモーカーと自分でも自覚はしていたものの、1日で、マイルド7を2箱も吸い続けてきた私である。そう簡単に止められるわけではなかった、、。チャマゴン楽走会に参加して3年目、ある日突然、自分の肺のなかの表面にこびりついた何かが、、ベリベリ、、と剥がれるような感覚がした。と同時に自分の肺が生まれ変わったような新鮮な空気の味がした。(これは本当にそう感じた。)  ああ、、。空気ってこんなにおいしかったんンだ、、。
実はそれからも永らく、酒席では自分にタバコを吸ってもよいと、自分に許していたのだが、、、。
マラソン大会に出ると、どうしても、前に進まない、、。なんでだろう?。
ああ、、、そうか?、、。昨晩吸ったじゃないか?。
道理で、肺が苦しくて、苦しくて、、、。マラソン大会ばかりではなくて、練習でもタバコ効果が必ず現れるようになった。繰り返し、繰り返し、この、何とも言えない、タバコの苦しさにチャマゴン楽走会の練習や、必須のマラソン大会に出場するたびに、毎回必ず起こる生理現象に、退会しそうになる自分を励ました。そのうち、知らず知らず、なんとはなく、タバコを吸うのを敬遠するようになっていた。5,6年たったある日、酒席でもタバコを飲まない自分がいたのだ、、。

さて、今日はチャマゴン楽走会の総会である。ここでのトップの快走者Aさんに、酒席でしか言えないあることを一気にしゃべった、、。
勝山恐竜クロカンマラソンで最後の急勾配、Aさんはとっくの昔にゴールインして、急坂の手すりにもたれて、手をたたきながら、いつものように「ほら、がんばれ、がんばれ、歩くな!、に走れ!、走れ」と言うのである。
こっちはもう「へとへと」になって、歩かねばならない35°の急勾配を必死に歩いている最中にそう言うのである。いくら「勝山恐竜クロカン名物」のラスト300mの急坂とはいえ、毎度のことで、イヤになる、、。と苦情を20年目にして、はじめて、Aさんにぶつけたのである。
いつも、沈着冷静なAさんがどんな顔をするかが、実は、私としては、興味があって、そう言ってみたのである。
ところが、残念ながら、彼はまったく動じなかった。
彼はこう、言ったのである。 「本当は心の中では走っていたんですけどね、、。」
言い訳をするでもなく、私の気持ちに同調されてしまった。なお、かつ私の心の中も冷静に分析されてしまった、、。
ああ、、。この人には勝てんわ、、!。
いつ、どんな時でも、このAさんは冷静沈着なのだろうか?。
足元にも及ばんわ!。 わずかばかりの人を使うのに四苦八苦の自分と何百人の人を使う人のスケールの差を今にして思い知った今日この頃なのである。

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