■ スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
- 2022.10.14 Friday
- -
- -
- -
- -
- by スポンサードリンク
チャマガニとは?杉や檜の下枝を刈る道具。この作業をしないと木の幹に節ができたり、枯れ枝をまきこんだ場合、穴が開いて商品価値が下がる。戦国時代からあった作業らしく、秀吉や徳川家康は忍びの者(忍者)を甲賀や伊賀の普段から、下枝刈の作業で鍛錬した者を起用したらしい。映画にもあるシーンは敵の騎馬隊が通る道沿いに生える、両側の杉や檜の大木に忍びの者が登り、投網を投げると、走る馬と人もてら、ひっくりかえるというもの。そのときに活躍する忍者の足道具が「ガニ」である。織田信長のそもそもの先祖は織田神社の神主と伝えられるが、この越前武生の織田村の刃物鍛冶が最近まで、「忍者ガニ」を作っていた。このガニは簡単で軽量だが、足が慣れるまで、訓練が必要だ. これを改良したものが「チャマガニ」である。これはいったん、慣れてしまえば、これほど早く作業できる道具はない。雪国では特に根本が楕円形に大きく曲がっているし、木の「こぶ」がじゃまをする。「てこ」や「ゴムベルト」利用だけでの登り方では、かえって時間がかかってしまう現状がある。「チャマガニ」や「忍者ガニ」のように、「猿みたいに直線的に登る」ことなど、とうていおよびもつかない。
注)小軽チェンソーを使用するにはよく慣れてからにすること。なお、枝打ちには林業用ランヤード2本型安全帯が安全だ。
奥越勝山の「チャマガニ」の写真と越前武生の「忍者ガニ」の写真の比較
「便利な道具」では、従来より仕入れていた越前武生の「忍者ガニ」が職人不足のため、供給ができなくなったため、2015年、ネームをあらため「チャマガニ」を奥越勝山で軽量化し、かつ、ゴム板やかかとゴムなどで、しろうとでも比較的、簡単に登れるように工夫した。「かっちゃま」の人たちの協力で、何度も実験しながら、出来上がった木登り器がピン止め式とスライド式の「チャマガニ」の誕生である。
じっとしているのは苦手。40歳位から、ジョギングを…【←詳細はこちら】